日常のちょっとした疑問から、今さら人には聞きづらい・・・そんな情報を集めてみました。毎日のカーライフにお役立てください。
雨の日など濡れた路面で、ブレーキ性能等に大きく影響するのがタイヤの残り溝です。
安全に運転するためにも、適切な時期にタイヤを交換する必要があります。
無駄な空ぶかしをしない、頻繁に加速・減速をしない・・・など運転技術の中で注意すべき点はたくさんあります。
しかし、運転テクニックとは関係の無い部分ですが、「余分な荷物を積まない」という基本的なことも大切です。
エンジンオイルはエンジン内部の潤滑と摩耗防止、冷却、気密、清掃、腐食防止などの働きをしています。
といってもオイルの量が適正で汚れもなく、油圧も正常でなければこの働きは期待できません。
そこでオイルの点検が必要となります。オイルの点検そのものは決して難しくありません。
エンジン本体に差し込まれているオイルレベルゲージの「L」と「H」の間にオイルの液面跡があればOKです。
エンジンオイルを交換する時期は、半年又は走行距離にして約5,000km(ターボ車は3ヶ月又は3,000km)が目安です。
なお、オイルが規定量入っていても油圧低下を警告するオイルランプが点灯する場合は、エンジンに重大なトラブルが発生する可能性がありますので、早めに整備工場などで見てもらうようにしてください。
車のエンジンは常に高温状態で動いているから夏場はオーバーヒートには注意しましょう。
オーバーヒートとは適正な冷却水の水温を超えて熱くなった状態のこと。走行中に水温計の針がHゾーンに入ったり、アクセルを踏み込んでもパワーが出なかったり、エンジンルームから蒸気が立ち上ったりしたら、オーバーヒート発生!原因はほとんどが冷却水の不足や詰まりです。
万が一のことを考えて日頃から冷却水のチェックを忘れずに!
燃料タンクには、タンク内の空気が外気との温度差で「結露」を起こし、1年間に約5~10ccもの水が自然にたまってしまいます。
放っておくと燃料タンクやパイプがサビて、そのサビが燃料に混入し、燃料系統を痛めたり、性能の低下を招く事もあります。
そこで水抜き剤の登場です。水抜き剤の主成分はメチルアルコールです。水はアルコールに溶けます(容易に混ざります)、そしてアルコールはガソリンと容易に混ざります。ですので、アルコールを混ぜたガソリン(水と混ざらない)は、水と混ざる性質があります。
ガソリンタンクの水は少量ですから、ガソリンと混ざってしまって、エンジンの中で蒸発して排気に混ざって排出されます。
★一般ウオッシャー液:普通のウオッシャー液
★解氷ウオッシャー液:霜や氷を解凍する冬期専門のウオッシャー液。不凍ウオッシャー液もあります。
★油膜取りウオッシャー液:ウインドウに付着したワックス汚れや排気ガスのばい煙、道路の汚れなどの油膜を落とします。
★撥水ウオッシャー液:撥水加工したウインドウ専用のウオッシャー液です。撥水加工を痛めません。